Director's blog
院長日記

令和3年度(2021年度)を振り返って その3

武本 重毅

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新型コロナウイルス感染禍の一年は、さらに私たちのクリニックを変えました。

 

実は、聚楽内科クリニックは、ドゥ.ヨネザワ グループにも属しています。つまりいくつかの会社の仲間がいるのです。

そのグループ社員への季節性インフルエンザ予防接種を、効率的におこなうにはどうすればよいのか、それを考えたのでした。各自が近隣のクリニックを探して予防接種するとなると、仕事や休日の時間を割いて、しかも新型コロナウイルスに感染するリスクを心配しながら受けに行かなければなりません。

そこで、グループ会社6ヶ所、熊本県の北区から南区まで、こちらから予防接種に出向いておこなうようにしました。このシステムによりグループ社員の皆さまは時間を無駄にすることなく、会社経営にも支障をきたさずに済みます。

 

さらには、隣接する特養老人ホームではたらく皆さまのために、新たに院内処方をはじめました。忙しく朝から夜まではたらく毎日、その合間で処方箋をもって薬局へ向い、その交通や待ち時間、そのほか薬局で支払う費用、新型コロナ感染リスクを下げるなど、身体を健康な状態に保ちながら少しでも楽に仕事できるようにと、考えた次第です。高齢者施設でのクラスター発生を予防するためにも重要だと思います。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。