2022年の日経MJヒット商品番付の

東の横綱は「コスパ&タイパ」に決まりました。

 

新型コロナ禍も3年目となり

耐えるだけの生活には限界がみえてきました。

そして

あらゆる商品の値上げが続く中で

費用対効果がより重視されるようになりました。

 

タイパ（タイムパフォーマンス）が重視されるのは

コロナ禍で消費生活のデジタル化が加速して

やってみたいことが増え

面倒なことは減らしたいとのニーズも強まったからです。

 

今の若者世代にとって

ドラマや映画は

倍速で視聴する情報収集のための「消費」と

じっくり楽しむ「鑑賞」に選別されていきます。

 

同時に

「隙間時間」が消えていくのも

タイパ時代の特徴です。

仕事

休憩

休日と

きっちり分かれていた時間帯の境界は薄れ

ほんの短い間に

動画

ゲーム

ショッピング

「5分ジム」のような運動を

楽しむのが当たり前になってきました。

 

ちなみにその「チョコザップ」は

自宅から徒歩圏にあり

スマホのアプリで混雑状況やトレーニング方法を管理できるのが

人気のようです。

 

そして

このタイパ重視の消費スタイルは

電動キックボードのシェアリングサービス普及にもあらわれています。

今や電気キックボードは

タイパを向上させる近距離移動手段の一つになりそうなのです。

 

たった4-5分でも無駄にしない。

そういう生きかたが始まっています。